スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

恐怖のページ

2010年05月14日  文責:塩原

社会の教科書の中に、恐怖のページがありました。

小学生の頃は公害のページです。
特に、水俣病患者の写真や「イタイイタイ病」という名前の
響きには恐ろしさを感じたものです。

それからやはり世界大戦と原爆のページです。
高校生の教科書に掲載の写真は、心霊写真であるとい
う噂を聞き、友達にかわいいブタちゃんの大きなシール
を貼ってもらって、なんとか乗り切ったということもあります。

勉強をした当時、これらのページを目の当たりにしなく
てはならないのが嫌で、社会の時間を憂鬱に感じていま
した。
でもそのおかげで、こんな事件をくり返してはいけないと
いう意識は強くなりました。

今現在も、残虐な映像や原爆に関する展示物を敬遠しが
ちではありますが、被害にあった方々を思いやる気持ちや、
残酷な事件を起こさないための努力は忘れないようにして
いきたいです。