三室戸寺
2010年05月31日 文責:巽
先日、友人と一緒に京都の宇治市にある
三室戸寺というお寺へ行ってきました。
私はそれまで名前を聞いたことも無かったのですが
敷地内に沢山の花が一面に咲くことで、毎日多数の人が訪れる
有名なお寺であるということを知りました。
残念ながら、この時期はあまり花は咲いておらず
まだ蕾や開きかけのものが目立ち、ほぼ緑一色でした。
しかし、新緑に覆われたお寺は、これから花を咲かそうとする
木々のエネルギーに満ち溢れているようで、そこを歩いているだけで
自分も活力を分け与えてもらえたような気がしました。
6月の中ごろになると、敷地一面に紫陽花が咲くそうです。
また、鮮やかに色づいた姿を見に行きたいと思いました。
紫陽花といえば、土壌が酸性の場合には青色の花が、
アルカリ性の場合には赤色の花が咲くことを学校で学習しました。
これは、土の中に含まれたアルミニウムが原因だそうで、
アルミニウムが溶け出した土壌は酸性となり、青い花が咲くそうです。
このように、何気ない身近な出来事の中にも
実は化学が潜んでいることを知ると、
もっと色々と知りたくなり、童心に帰ったような気がします。