生きてるだけで丸儲け
2010年04月07日 文責:小泉
タイトルは、お笑いの明石家さんま氏の言葉です。
最近、この言葉の重みを実感することが多いように思います。
今朝のニュースで、巨人の木村拓也コーチが亡くなったことを
知りました。37歳という若さで、正に『突然死』です。
自分にとっては、昨年から若い方々の訃報を耳にする機会が増えました。
何歳までを若いとするのか、何歳まで生きたからショックではないとか、
そういった線引きはもちろんできません。
ただ、あまりに生き急いでしまったな…と感じることが増えました。
大学入学の際に父に言われた言葉があります。
「これから、周りがどんどんいなくなっていくよ」
当時は、めでたい席で何を言っているんだろう、と父の言葉を理解でき
ませんでした。
でも今では、自分が年を重ねていくごとに、色々な別れは必然的に
待ち構えているという掲示なのではないかと思えます。
その別れは「死」だけではなく、自然に縁が切れてしまうことだったり、
ケンカ別れだったり色々な形があるはずです。
でも私は「生きてるだけで丸儲け」という言葉の通り、生きてさえいれば
良いこともあるし、再会だってできると思います。
生きていると辛い、生きているだけで辛いと思うくらいのことがあったと
しても、今自分の周りにいる人たちには、それでも生きていてほしいと
切実に願います。
そして、自分より先に旅立たれてしまった方々には、心からご冥福を
お祈りします。