辛いもの
2010年03月19日 文責:塩原
私は辛いものを食べるとき、それが辛すぎないか警戒してしまいます。
以前は、胡椒やタバスコや芥子、わさびなど香辛料が大好きでした。
ゲーム感覚で、かなり辛い食事に挑戦したこともあります。
学生時代、辛さを調節できるカレー屋さんがありました。
普通の辛さを「1辛」とし、数が増すごとに辛くなります。
そこで最高レベルの「10辛」を完食したらおごるという友人の言葉に
挑戦し、達成したこともありました。
少し話が変わりますが、大食いが自慢の友達はこの時、バナナ納豆カレー
を「女性の限界」といわれる量以上を完食しおごってもらっていました。
そんな私を変えたのが、「地獄ラーメン3丁目」でした。
そのラーメン屋さんは、辛さを「丁目」で表示し、3丁目以上を完食した
ら、アイスクリームをプレゼントするサービスをしていました。
このラーメンのまずいこと。感じるのは辛さのみで、美味しさのかけらも
感じられません。
これに追い打ちをかけたのが、抜歯後間もない、「インディアンカレー」
でした。
大阪で人気のある「インディアンカレー」を久しぶりに食べたのですが、
そのタイミングが、親知らずを抜いた翌日だったのです。
食べてみて、その辛さにびっくりしました。辛いというより「痛い」の
です。
なかなかスプーンが進まず、食べきるのに1時間以上かかりました。
それ以後、何となく辛めのものに警戒心を抱くようになってしまいました。
ついつい無茶な挑戦をしてみたくなる好奇心や、後先を考えない浅はかな
判断で、せっかくの好物を少し苦手なものにしてしまった、「辛い」経験
です。