ワタカの放流
2010年02月26日 文責:塩原
滋賀県は、琵琶湖で大量繁殖している水草を退治するため、
ワタカという淡水魚を放流することにしたというニュースを
耳にしました。
その効果に興味が湧くと同時に、自然体系を乱すことになら
ないのか少し疑問を抱きました。
まあ、自然環境に関することや、公共的な動きにうるさい
このご時世ですから、滋賀県も十分検討したうえでのことなの
でしょう。
先日、稲作で農薬を使うかわりに、鴨に害虫を食べさせる
方法が紹介されていたことを思い出しました。
この場合は、迷うことなく鴨の方が良いと思います。
でもワタカの放流のような、自然対自然の関係におけること
となると、人間が手を加えるべきかどうかは、非常に判断が
難しいことのように感じました。