感謝の気持ち
2009年06月02日 文責:巽
この度縁あって、つむぎ出版に入社いたしました。巽と申します。
何卒よろしくお願いいたします。
今週からブログを書くようにと社長より拝命いたしましたので
最近の出来事で興味深かったことを書きたいと思います。
先日、アメリカ人の友人が我が家に遊びに来ていました。
彼とはもう10年以上の付き合いがあり、家族ぐるみで仲良くしています。
そんな彼は日本の食事が大好きで、特に白いお米が大好き。
アメリカにもお米はあるけど、やっぱり日本米が一番だそうです。
私もアメリカにいた頃にご飯を炊いたことがあります。
その頃は炊飯器なんてなかったので、お鍋で炊いていました。
それもいい思い出です。
ですが、肝心の味の方は、すごくパサパサしていて、
あの日本米のようなふっくら加減は全くありませんでした…
「こんなおいしいお米が毎日食べられるなんて贅沢だよ〜。
感謝しないといけないよ〜」
と彼に日本語で言われ、自分には当たり前すぎて、
なんとも思わないことでも
他の人から見れば恵まれていると言うこともあるのだなと実感しました。
何気ない事に感謝できる気持ちを持てる人間にならなくてはと
勉強させられる出来事でした。
ちなみに、彼の口癖は「もったいない」。
「ご飯残ったらもったいないから、全部食べてあげるね〜」
と言って、炊飯器に残っているお米を全部平らげてしまうのでした。
おかげで、一回の食事で我が家からは六合ものお米が消えていったのでした。
そして、彼が帰国してから我が家に送られてきたメールには
こう書いてありました。
「アメリカのお米より日本のお米がいいよね。また食べたいなぁ。」
彼の誕生日にはお米を送ってあげようと思います。