山のこと
2009年05月08日 文責:藤井
ゴールデンウィークの休みを利用して、金沢に住む友人の家へ遊びに
行ってきました。私が大学時代に所属していた山岳同好会で、一緒に
山に登っていた友人です。
その友人にで薦められ「岳」(石塚真一・作)という漫画を読みました。
山岳救助のボランティアをしている島崎三歩の物語です。
晴れた日の山など、本当に美しいですが、一方で危険に満ちた場所でも
あるのだということを痛感させられました。
その漫画を読んで、山小屋でアルバイトをしていた時のことを思い出し
ました。
意外なようですが、山小屋のルールの一つとして「予約は不要」という
ものがあります。(大きな団体の場合は必要なこともありますが・・・)
山小屋に来た人は、予約のあるなしに関わらず、必ず泊めなければなり
ません。山小屋で宿泊を断ることは、登山者を遭難や生命の危機にさらす
ことにつながるからです。そのため「予約は不要」なのです。
とは言え、部屋に宿泊者が入りきらないこともあります。そんな時は、
食堂にまで布団を敷いて寝てもらっていました。
厳しい山ならではのルールだったなあと懐かしく思い出しました。
漫画「岳」について興味がおありの方は
https://www.shogakukan.co.jp/gaku/index.html をご覧下さい。