スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

言語学

2009年02月06日  文責:藤井

ステップ式英語2年の発売が近づいてきました。
しかし、私が学生の頃、一番苦手だった教科は、実は英語でした。
なかでも、英語の発音は上手くできない上に、気恥ずかしさがあり、
苦手意識がありました。

しかし、後に言語学を学び、英語の発音の仕方が、少しわかりました。
私が言語学で学んだことは、日本語には基本的に子音の後には母音を
つけて発音するという法則があるということでした。
例えば、「か」と発音するとき、日本語では k という子音の後に、
a という母音をつけています。
英語の場合はどうでしょうか。

英語の場合は、基本的に子音の後に母音をつけるという法則はありません。
子音だけの発音というものも、多くあるのです。
そのことを知らず英語の場合にも、日本語のように子音の後に母音という
法則を適用しようとすると、上手く発音が出来なくなるのです。
いわゆる「日本語英語」のような発音になってしまう一因でもあります。
英語には、子音+母音の日本語と違い、子音だけの発音も多くあるのだと
知った時、英語の発音の仕方が少しわかったように感じました。

もう少し早く、このことを知っていたら、今よりは英語の発音が得意に
なっていたかもしれません。