スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

もし攻めてきたら…

2008年12月05日  文責:羽根

前回、塾の2極化を『回転寿司屋』と『江戸前にぎり寿司屋』で例えてみました。
今回はその続きです。

まず、自分のお店(塾)は『回転寿司屋』なのか『江戸前にぎり寿司屋』なのか
どちらの考えに近いのか考えてみます。

仮に自分のお店(塾)は『江戸前にぎり寿司屋』としてみましょう。

次に、近隣に自分のお店(塾)より、大手で安価な『回転寿司屋』
オープンしてきたとします。

そのときに、どう対処するか。これが重要なポイントになるのです。
手は打たないと自分のお店(塾)は閉店に追い込まれることが予想されます。

 
ここで、
「やばい!対等に戦うために回転寿司屋にしなければ…」と思うのか。
そうなると、その地域はすべてが回転寿司屋になってしまいます。
あとからマネをした自分のお店(塾)は、ノウハウがないため、評判を得るまで
に長い時間を要するでしょう。

それとも、
「やばい!でも、同じ土俵にたってはいけない。自分ができる最大限のアイデア
で全く別の観点からサービスを提供しなければ…」
と思うのか。
そうなると、お客様は2つのお店(塾)を選ぶことになります。
ただし、欲張ってすべてのお客様を狙わないようにすることです。自分のお店を
必要と思ってくれるお客様に全力を注ぐのです。

もちろん「撤退する。」という選択肢もありますが、その他、いろいろな考えが
あると思います。

どちらにしても、2つのお店(塾)を混ぜたような、どっちつかずのお店(塾)では、
お客様は自然と離れていってしまいます。

例えば、「安易に値下げ対抗してしまう。」「商品ラインナップを合わせる。」といった
ようなことです。こんな奇をてらったような作戦では、一時凌ぎにしかならないことは
間違いないでしょう。

大切なことは「軸がブレない」こと。
自分が信じたお店(塾)を徹底してやり抜くことです。

そのための単価設定や商品ラインナップ、保護者面談、入塾面談、社内充実、
社員教育、人事評価制度、給与などすべてを徹底的に再構築することです。

結果、そういった対策ができたお店(塾)が生き残っていくことになります。

だから、これからの塾は『徹底的にサービス業の塾』『徹底的に教育業の塾』
2極化になると思うのです。
あくまで一個人の考えではありますので、「ふ〜ん」と思って頂けるだけで幸いです。