スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

仕事に対する姿勢

2008年12月03日  文責:小泉

『1973年のピンボール』という本をご存知でしょうか。
村上春樹氏が書いた有名な長編小説です。
私は高校の頃に一読しましたが、最近友人が気になることを言って
いました。
その本をテーマに扱った大学の授業があるそうで、そこで仕事に
対する姿勢を講義しているようなのです。
 
「本当に仕事ができるというのは、自分がいなければダメだという
ことではない。
自分がいなくても大丈夫なように、周りに伝えていくことなんだ」
 
 
という教えを展開しているとのことです。
 
それを聞いて、確かにその通りだな……としみじみ感じました。
職場ではそれぞれ任された役割があるでしょうが、それを全て1人で
背負い込んだところで、自分にとっても周りにとってもマイナスになるの
だと思います。
 
仕事に対する責任とフォロー。
バランス良く付き合っていくのは、簡単なようで難しいことですが、
しっかりと肝に銘じておこうと思いました。