我が家のサンタ事情(2)
2008年12月19日 文責:藤井
クリスマスも近づいてきました。このスタッフブログでもサンタクロース
のことが、話題に上っています。
我が家では、小さい頃から一度もサンタクロースがプレゼントを届けて
くれたことはありません。母親からは、「サンタさんは貧しい人を助けるために
プレゼントを届けるのだから、ごく普通の家にはプレゼントを届けては
くれないのだ。」と言われていました。
サンタクロースの由来は、セント・ニコラウスが、貧しい家に金貨を与え、
娘の身売りを救ったことにあるとも言われます。そのことから、考えると
母親の言ったことは、正しいのかもしれません。
それに加え、サンタクロースのイメージは”真っ白いひげに赤い服の
太った外国人のおじいさん”といったものではないでしょうか?
小さい頃の私にとって、そんな目立つ容姿の外国人が町をうろつく
(しかも夜に・・・)と言うのはどうしても不自然なことに思えました。
そんなことから、私はサンタクロースのことを信じないようになって
いました。
我が家にはサンタが来たことは無いのですが、私が子供の頃通っていた保育所
には、サンタクロースが来たことがあります。
サンタの役をやっていたのは、近所の「正喜堂」という麺類・丼のお店の
おじいさんでした。子供にとっては、すごく歳をとっているように見え、
しかも白い本物のひげが生えていました。(一般的なサンタクロースの
モコモコとしたものではなく、ヤギのようなひげでしたが・・・)
保育所の先生たちは、少しでもサンタらしい人をと探されたのだと思います。
今になって考えると、子供たちの夢を壊さないようにと努力された先生たち
の熱心さはすごい!と思わざるを得ません。