教え子(2)
2008年11月17日 文責:羽根
今年も早いものでもうすぐ年末です。
先日、昨年いただいた年賀状を整理していると、
教え子Yさんからの年賀状が出てきました。
そのYさんとは、当時、とても頭の回転が早く、勉強の吸収力が高く、
そして、とても寂しがり屋な小学6年生でした。
両親が共働きで、鍵っ子でした。
学校では明るく人望もあり、友達も多く、人気者でしたが、
家に帰ると、ひっそりとした部屋で本を読むことが日課になっていました。
両親が帰ってくるまで、ずっと読んでいました。
私はそんなYさんに
「いつでも遊びにおいで。」
と、声をかけていたのを覚えています。
その年賀状にはこう書かれていました。
「私がクラブの部長だってさ〜。」
3年ほど会っていない私に、Yさんは毎年近況報告をくれます。
信頼できる先生と出会えたのかなと一抹の不安を感じました。
Yさんの家の近所にいったときは、
久しぶりにご挨拶でもしたいと思います。