風邪はうつすと治る?
2008年09月29日 文責:羽根
すっかり秋になってきました。
季節の変わり目は風邪をひきやすいので、
受験生は特に気をつけましょう。
昔から、「風邪はうつすと治る」といわれてきましたが、
これは日本において古くから言われている民間伝承(迷信)です。
では、なぜこのような民間伝承になったのでしょうか。
風邪の菌はおもに空気感染によって、他の人にうつります。
病原体が感染してから発病するまで、1〜3日ほど自覚症状が現れません。
また、風邪は、発病しても数日で治ってしまうことが多いです。
つまり、うつした人が快方に向かっているころに、
うつされた人が発病することから、
このような迷信が広まったと考えられています。
風邪を人にうつして治すことよりも、まずは、十分な睡眠と栄養をとり、
風邪がうつらない丈夫な身体を目指しましょう。