夢の家
2008年06月25日 文責:小泉
先日、友人と新潟へ行ってきました。
今回の旅の目的は『夢の家』という宿泊地に泊まることでした。
夢の家は有名なデザイナーさんによって作られたもので、
普通の旅館やホテルとは、ひと味もふた味も違うのです。
その特徴はというと、山奥に建てられていること、そして電話も
テレビもなく、さらにはカエルやヘビなどが生息しているという
過酷な状況にあるということです。
そして、夜には管理人さんは自宅へ戻り、宿泊者だけが残される
ことになります。
極めつけは、寝室のベッドがすべて棺桶(!)であり、照明が赤・
青・緑・紫の四色で、何とも不気味なムードを放っているのです。
宿泊者は部屋の色に合わせた着ぐるみを着用し、棺桶で一夜を
明かします。
そして、その日見た夢を、備え付けの『夢の本』に記していく……
という一風変わったコンセプト。
私も友人も、部屋の不気味さに怯えながら、二人揃って奇妙な
夢を見ることに成功(?)しました。
恐怖に満ちあふれた、非常に貴重な体験をすることができました。