旅の道連れ
2008年02月27日 文責:小泉
先日、生まれて初めてダンス公演というものを見るため、滋賀会館まで
足を運びました。
題名は『旅の道連れ』。一人の男性が、さまざまな人間と出会う旅に出る
という物語です。
私がまず驚いたことは、全編通して台詞がほとんどないということです。
出演者は皆ダンサーの方々で、体の動きと表情だけで、状況や感情を
表していました。
言葉がなくても、「今、この人は悲しいんだな」「誰かを必要としている
んだな」といった気持ちが伝わってきました。
そして、そのダンス公演にはステージが設置されておらず、非常に近い
距離で演技が見られたことも新鮮でした。
ダンサーの汗が飛び散る様子が見えたり、まとっている香水の香りが
わかるほど近いのです。
そのおかげで、ダンス演技も一際迫力のあるものとなっていました。
公演が終わるころには、すっかり夜も更け、おまけに吹雪いていました。
しかし、初めてのダンス公演鑑賞は、満足な結果となりました。これから
趣味の一つとして、取り入れていきたいと思っています。