スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

年金記載もれ

2008年02月29日  文責:川島

先日、社会保険庁から「ねんきん特別便」という封書が1通届きました。
なんだろうと開けてみると、以前から騒がれている年金記録をめぐる内容でした。
私の年金に、記入漏れがあるかもしれない・・というのです。

まさかその問題が自分の身にふりかかるとは・・。予想していなかった事態に、あわて
ながらも、書類を捜し出してきては調べの連続で、大変な一日になってしまいました。

私の問題は、結婚前に働いている職場で入っていた厚生年金がまったく消えてい
た事でした。その間、退職や引っ越しなどで、住んでいる都道府県が変わってしまっ
たことも関係あるのか、結果としてきちんと払っているのに、6年程未払い状態になっ
ていた事になります。

このような情報管理の甘さに憤りを感じつつ、社会で起きている問題も人ごとでは
ないと、気がついた重大な出来事でした。

旅の道連れ

2008年02月27日  文責:小泉

先日、生まれて初めてダンス公演というものを見るため、滋賀会館まで
足を運びました。
題名は『旅の道連れ』。一人の男性が、さまざまな人間と出会う旅に出る
という物語です。
  
私がまず驚いたことは、全編通して台詞がほとんどないということです。
出演者は皆ダンサーの方々で、体の動きと表情だけで、状況や感情を
表していました。
言葉がなくても、「今、この人は悲しいんだな」「誰かを必要としている
んだな」
といった気持ちが伝わってきました。
 
そして、そのダンス公演にはステージが設置されておらず、非常に近い
距離で演技が見られたことも新鮮でした。
ダンサーの汗が飛び散る様子が見えたり、まとっている香水の香りが
わかるほど近いのです。
そのおかげで、ダンス演技も一際迫力のあるものとなっていました。
 
公演が終わるころには、すっかり夜も更け、おまけに吹雪いていました。
しかし、初めてのダンス公演鑑賞は、満足な結果となりました。これから
趣味の一つとして、取り入れていきたいと思っています。

スカッシュ

2008年02月25日  文責:羽根

先日、スカッシュを初体験してきました。スカッシュとは、テニスと似ており、
ラケットを用いて球を打ち合うスポーツです。


テニスと違う点は、四方が壁に囲まれているコートの中で、正面の壁に向
かって、球を交互に打つというところです。


自分の得点となるには、相手が、ボールを床に2度バウンドする前に正面
の壁に打ち返すことができなかった場合です。つまり、ワンバウンド以内で
必ず正面の壁に打ち返さなければいけないということです。


この球の特徴は、ピンポン玉より少し大きく、硬化ゴムでできています。そ
のため、テニスボールやピンポン玉のように跳ねません。


この特徴を身体で理解するのがなかなか難しいです。普通、ボールというの
は、自分の腰以上の高さまで跳ね返ってくる感覚が一般的です。でも、スカ
ッシュ
のボールは、ひざくらいの高さまでしか跳ね返ってきません。


「球が来る!」と思った場所に来ない…。


球の着地点にいかにして近づく勇気が持てるかが、初心者にとって難しいと
ころです。


さて、なぜスカッシュをしてみようという気持ちになったかというと、スカッシュ
は有酸素運動として優れていると耳にしたからです。スカッシュを1時間プレ
イすると、約700〜1000kcalを消費します。これはテニスの3倍にあたるエネ
ルギー消費量です。


実際にスカッシュをしてみるとわかります。かなりきついです…。


球が跳ねないので、強く打ってもすぐ相手に球を拾われます。そのためラリー
が続きやすく、1点をあげるのに一苦労です。


弱く打っても拾われる。壁に近づきすぎると、強く返される。文字通りコートの
中を縦横無尽に駆けめぐるといった感じです。


私がお相手した60歳の女性はスカッシュ歴3年だそうですが、とてもはつらつ
と機敏にプレイされていました。


1時間のスカッシュ体験でしたが、久しぶりにかいた汗が心地よかったです。
またチャレンジしてみたいと思います。

サレサちゃん

2008年02月22日  文責:川島

先日、ある量販店の1階で、無料乗馬体験というイベントをしていました。
我が家の恐がりの下の子が「馬に乗りたい!」と、自分からこの無料イ
ベントの受付の所へ行ってしまいました。

無料ほど恐いものはない・・と、まず疑う事から始めてしまう私の悪い癖
が、子供の好奇心を抑えてしまうのだ・・。と、今回は、子供の乗りたい
という好奇心に身をゆだねることにしました。

下の子はまだ2年生、体も小さいのでせいぜいポニーかな・・と高をくくって
いましたが、普通?の馬に乗せてもらう事になりました。馬の名は(サレサ
ちゃん:雌)。

恐い!といって、乗るのを拒否するのではないかと思いもしましたが、インス
トラクターの先生の言う事を素直に聞き、小走りができるようにまでになりました。

子供の顔は真剣そのもの。すごい集中力で30分乗りきりました。その後、
インストラクターの先生が営業マンに大変身(T_T)乗馬時間より長くお話を聞か
せていただきました・・。

子供はそんな事はつゆ知らず・・またサレサちゃんに乗りたいな・・と大きい野原
をサレサちゃんに乗って駆けているのを想像していたようです。

文作はかせ授業

2008年02月20日  文責:小泉

私は週1回、近所の子どもたちに『文作はかせ』を使った授業を
しています。子どもたちはいつも黙々と、たくさんの面白い文章を
書いてくれています。
 
『文作はかせ』には、楽しいほらを書く「ほらふき作文」というコー
ナーがあります。子どもたちは「毎日宇宙旅行に行く」「天才的な
頭脳」「おこづかい1億円」
など、とてもユニークな発想を見せてくれ
ました。
大人になると頭がかたくなる、とよく言いますが、子どもたちの書く
文章を見ていると、現実的なことしか考えられない自分を思い知ります。
 
子どもたちの豊かな想像力に学び、私も頭をやわらかくして、柔軟な
発想を身につけたいと思います。

「新学習指導要領案」

2008年02月18日  文責:羽根

2月15日(金)に文部科学省が「新学習指導要領案」を発表しました。
ゆとり教育を中心とした現行の学習指導要領は見直され、学習内容が増えることになりました。

増えた学習内容
〜 算数 〜
 「数と計算」「量と測定」「図形」「数量関係」の4領域に加えて、知識を活用する力を育成
 する「算数的活動」を新設しました。

 <追加内容>
 ・整数の乗法(3けた×2けた) ・素数 ・台形の面積 ・図形の合同 
 ・円周率を3.14に ・反比例 ・文字を用いた式 ・トン、アール、ヘクタール

〜 数学 〜
 「数と式」「図形」「数量関係」の3領域に加えて、「資料の活用」を新設し、「数量関係」を
 「関数」と呼ぶことになりました。また、算数同様、「数学的活動」を新設しました。

 <追加内容>
 ・不等式 ・球の表面積と体積 ・平方根の有理数と無理数 
 ・相似な図形の面積比と体積比 ・2次方程式の解の公式 ・標本調査

〜 理科 〜
 選択科目だった「科学技術と人間」と「自然と人間」は、「自然環境の保全と科学技術の
 利用」に統合しました。

 <追加内容>
 小学校  ・月と太陽 ・食物連鎖 ・てこの利用 ・電気の利用 ・人体の臓器
 中学校  ・水圧 ・浮力 ・周期表 ・イオン ・進化 ・遺伝の規則性 ・DNA ・ばね 
        ・電力量 ・熱量 ・日本の天気の特徴 ・力の合成と分解 ・水溶液の伝導性

〜 社会 〜
 地理15コマ、歴史25コマ、公民15コマ分を増加させたことが一番大きな変化です。
 日本地理は細かい都道府県調査を改め、幅広い内容になります。

 世界地理は地域別に主題を設けて学びます。歴史は、近現代を「近代」と「現代」に分け、
 より詳しい内容になります。他に、宗教の起こりや仮名文字の成立も記載されます。
 公民は、裁判員制度、国際社会での文化や多様性についても新しく加わりました。

 <追加内容>
 小学校 ・都道府県名と位置 ・世界の主な大陸と海洋 ・世界の国の名称と位置
       ・縄文時代
 中学校 ・日本と世界の諸地域 ・仮名文字 ・宗教の起こり ・冷戦締結

〜 外国語 〜
 「聞く」「話す」から「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を重点的に学びます。従来は900語
 だった単語数を1200語にまで増やし、いろいろな表現ができるように対応します。

 小学英語は5年生と6年生で実施予定です。一方で、英語ノートの義務化がなくなり、
 学校の特色に合わせた自由な授業ができるようになります。「あいさつ」や「自己紹介」
 をする内容が減り、英会話要素の強い授業になってくると予想されます。

 教科書表記も変わります。「ちょう戦」や「こっ折」といった書き方を改め、未習漢字をすべ
 てルビで対応し、難しい漢字も見慣れるようにする工夫もなされています。

 その他の教科に関しても大きく様変わりをすることが決まっており、「脱ゆとり教育」をはっ
 きりと表した発表となりました。

 2009年度から理科・数学の授業数を増やし、2011年に小学校、2012年に中学校にて指
 導要領改定案が実施されます。

 この改定案に関しては、賛否両論出ています。「基本学力は大切である」といった肯定的
 意見や、「さらに学力格差が出てくるのではないか」といった否定的意見もあるようです。

 私の個人の意見としては、改定案は良いと思いますが、指導要領より現場である先生や
 保護者の教育も別に必要なのではと感じました。

つむぎホームページ情報

2008年02月15日  文責:川島

今年の京都は、雪がよく降り私の住んでいる鞍馬地方では
毎朝道路が凍結し、車で出勤しているのでヒヤヒヤしてお
ります。皆様の所は、いかがでしょうか・・。
塾に通う子供達も道中でケガがないように・・と願います。

さて、社員が交代で近所の子供達に『アルファベットの名人』
や『文作はかせ(1)』を指導しております。

2月13日には、『アルファベットの名人』を使用して授業を行
いました。その授業風景をホームページ上に掲載しております。
https://www.tsumugi.ne.jp/books/book_alfa.html
つむぎクラブ会員の方には、動画内で使用しております『アル
ファベットの名人』のカードをダウンロードして使用できます。
ぜひご覧下さい。

はじめまして

2008年02月13日  文責:小泉

本日から、水曜のブログを担当させていただくことになりました
小泉です。
日頃は編集、校正などのお手伝いに携わらせていただいていま
す。まだまだ見習いですが、私なりの視点で、仕事や日常の
風景をお伝えしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 
さて先日は三連休でした。私は遠路はるばる青森へ旅行に行き
ました。青森は雪が積もっており、一面真っ白でした。
しかし、寒い気候とは違い、青森の人々はとても優しく、心温まる
場面が多かったです。通行人の方、バスの運転手さん、店員さん
など、とても良く接してくださいました。
 
京都は観光地。私も地元の人間として、道を尋ねられたりと、府外
の方々と接触する場面は少なくありません。そういった時には、
青森の人たちの優しさを思い出して、京都の印象を良くしていこう
…と決意しました。

金閣寺

2008年02月12日  文責:羽根

昨日、金閣寺に行ってきました。

連休の最終日に雪が止み、もしかしたら金閣寺と雪の
美しい姿が見られるかもと思ったからでした。

金閣寺はみなさんもご存じの世界遺産です。正式名称は
「鹿苑寺」といい、足利幕府3代目将軍「足利義満」
別荘として、京都の北山に建築されました。金閣寺の
構造は、1階が寝殿造、2階が武家造、3階が書院造に
なっています。その構造から、義満は朝廷の貴族文化に
とても影響を受けたと考えられています。また、建物の
表面に貼られた金箔がとても豪華絢爛な建築物です。

現地につくと、まず目をひいたのは、外国人観光客の
多さでした。来場者の1割程度が日本人で、あとは
みんな外国人の方
でした。本堂までの道は、韓国・
中国・ヨーロッパ系・アジア系と本当にたくさんの言語
が飛び交っているのを耳にしました。

特に印象的だったのが、団子の試食コーナーに多くの
来場者が集まり、「Wonderful!」の声がそこかしこから
聞こえてきたことでした。

世界から見て、日本人は自国のことに関心がないと
よく言われています。日本人として、日本の文化を
もっとたくさん学び、役立てたいという気持ちになりました。

上方落語

2008年02月08日  文責:川島

普段あまりテレビを見たりはしないのですが、今NHKの
テレビ小説にはまっています。毎日15分しか放送しては
おりませんが、リアルタイムでは見れないため、録画して
晩にゆっくりみています。

主人公はりっぱな女性落語家になるために奮闘している女
の子。ある師匠に惚れ込んで弟子入りし、内弟子修行に耐
え、落語の芸を磨いていくストーリーです。

落語の話であるため、古典落語がたくさんでてきます。
「ジュゲム」や題名にもなっている「ちりとてちん」
「饅頭こわい」などなど・・。

まったく落語に興味がなかった我が家は、落語の魅力にど
っぷりはまってしまいました。子供達も深い意味はわから
ずとも、そのフレーズの言い回しや一人で何人もの役を
して話す様子に釘付けになり、下の子は真似をしながら
着々と覚えております。

興味を持つって事は自然に記憶の中に残りやすい、すごい
心理作戦なんだと思いました。算数や国語に自然に興味を
持つドラマがあればなァ・・(T_T)

ランドセル

2008年02月05日  文責:羽根

先日、デパートのランドセル売り場で、ランドセルを選んでいる
親子を見かけました。お子様は目をきらきらと輝かせながら、
目の前にある様々な色のランドセルを背負っていました。その
様子はとても微笑ましく、心がなごむシーンでした。

ランドセルが日本に普及したのは、昭和30年以降といわれて
います。その歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。幕末の
日本に西洋式の軍隊制度が導入されたとき、布製の「背のう」
も同時に輸入されました。これが日本のランドセルのはじめと
されています。明治時代になり、この「背のう」がオランダ語で
「ランセル」と呼ばれていたことから、やがて「ランドセル」と呼
ばれるようになりました。

日本と同じように背負い式通学かばんを採用している国は、
韓国、イギリス、ノルウェーくらいといわれています。世界では、
教科書を学校が貸している形式が多く
、かばんを持ち歩く必要性
がありません。そのため、かばんの指定がない国が多いようです。

日本人にとって、小学生になるとランドセルを買う習慣は、お
子様が大人に近づく儀式みたいなものかもしれません。

2008年が始まって、あっという間に2月です。春がもうすぐくる
のだなと思いました。

新刊

2008年02月01日  文責:川島

つむぎの新刊『文作はかせ』や改訂版の『理科の要点』が、
展示会で好評をいただいている様子。うれしい限りでござい
ます。

各地域の展示会では、直接先生方とお話をして、現場のニ
ーズや問題点などを聞くいい機会にさせていただけたようで
す。

それを受けて編集部の方では、もうすでに新教材の企画が
たくさん出ているようです。編集部は、つむぎらしい,つむぎ
ならではの教材を開発し、より多くの子供達に役立てていた
だける事をイメージしながら、日々がんばっております。

その一つが『文作はかせ(2)』です。社内では、上がってきた原稿を
もとに、みんなでわいわい言いながらその校正を始めてい
ます。

また、編集部からのこぼれ話など、このブログに載せていこ
うと思いますので、お見逃しなく!!